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『天保異聞 妖奇士』 竜導往壓 

竜導往壓

『天保異聞 妖奇士』の往壓です。
年齢39歳にして、時代アクション物の主人公。
作品中には、かなり身体動作の激しいシーンなんかもあって、そんなに動いて大丈夫なのだろうか、後から腰に来たりでもしたら・・・?!!
な~んて、往壓に対して、とてつもなく侮辱的な思考を巡らせながら視聴していた覚えがあります。
どうか、許しておくれ・・・(;´▽`A``

往壓は、その日暮らしの怠惰な生活を送っていた。
が、【漢神(あやがみ)】を導き出す特殊な能力を買われ、【蛮社改所(ばんしゃあらためしょ)】の【奇士(あやし)】となる。
幼い時分、【異界】に迷い込んだ経験があり、それ以来、特別な力を持つ様になったと言う。
元は旗本の嫡男だったが、後に出奔。
異界に再び連れ戻される恐怖から逃げ延び、今日まで生き続けてきたが・・・。

物語の舞台となるのは、天保14年の古き日本。
江戸の町を、異界の獣【妖夷(ようい)】が襲う。
それに立ち向かうは、蛮社改所のメンバー達。
記憶を失った男や男装の少女等、得体は知れないが、各々に妖夷を討つための特殊な能力を有している。
彼等に与えられたコードネームは“奇士”---。

ここで、蛮社改所に所属する奇士達を紹介。
◎【竜導往壓】・・・本作の主人公。漢神を操る能力を持つ。
◎【小笠原放三郎】・・・優秀な蘭学者。蛮社改所の頭取を務める。
◎【江戸元閥】・・・『前島聖天』の神主。女装が得意。銃や大砲を使用して妖夷を討つ。
◎【宰蔵】・・・歌舞伎小屋で生を受けた男装の少女。巫女の姿で舞うと妖夷が静まる。
◎【アビ】・・・体術に優れた『山の民』。素手または獣の骨を加工した武器にて妖夷に挑む。
そして、その他の主要メンバー。
◎【アトル】・・・異国人の血を引く少女。異界に迷い込んだ経験を持つ。
◎【雲七】・・・往壓の馴染みの町人。妖夷【ケツアルコアトル】と合体して以降、普段は人語を解す馬【雪輪】の姿をしている。
◎【鳥居耀蔵】・・・南町奉行として市中の取締りを司る。往壓を奇士に迎えさせた張本人。

私が本作品の中で一番感銘を受けたのは、第15話「羅生門河岸の女」でしょうか。
“羅生門河岸(らしょうもんがし)”と言うのは、新吉原のお歯黒溝沿いの通りに立ち並ぶ下等な切り見世、特に東側区画の異名。
羅生門の鬼の様な女達が、必死に男の袖を引く地獄の如きこの吉原。
遊女の清花と、彼女の初めての相手である市野の淡き恋心。
2人の想いは蝶の姿をした妖夷となって舞い上がり、やがて自由の広がる門外へと出た途端、洛陽の光の中でボロボロと崩れ落ち、最後には消滅してしまう・・・。
限られた宿命を背負う女の悲哀に満ちた思想、愛し合った者同士の悲しき末路を詠った、素晴らしいお話であったと思います。

最終話辺りでは、天皇家後南朝の血を引く【西の者】達の登場、往壓の変化した姿、【駁(はく)】の第2形態登場と、何とも慌ただしく、それでもラストは綺麗に結論付けられての終了でしたので、とても安定して視聴する事が出来ました。
とくに、“異界=物語”且つ“人は、物語なしに生きてはゆけない”と言う考え方には、妙に納得させられてしまいました。
あぁ、だから人の世と異界は密接に繋がり、時にはその道筋を開いてしまう事さえもあるのだと・・・。

さて、一旦は終了を迎えてしまった妖奇士ですが、今後はOVAの制作も決定したと言う事で、そちらも大変楽しみです。
最終話が“幕間”となっていただけに、OVAのラストこそが本来の終わりである可能性も高いですしね♪

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